やらまいかTourismについて
やらまいかTourismとは
「やらまいか」という言葉は、浜松・浜名湖エリアの地域の方言で「やってみよう」「やってやろうじゃないか」という意味です。新しいことに果敢にチャレンジする「やらまいか精神」から生まれた、ここでしかできない体験がこの地域にはあります。
その「やらまいか」な体験に触れたとき、「自分の中で何かが変わった」「新しい自分に出会えた」そんなきっかけになってほしいという思いから,『やらまいかツーリズム』は誕生しました。
この地域の土地、気候、自然
東京と大阪のほぼ中央に位置する浜松・浜名湖エリア(以下当エリア)は、600種類の命を育むといわれる汽水湖「浜名湖」を中心に遠州灘から天竜地域の山林、1級河川の天竜川など、豊かな自然を有する観光資源豊富な地域です。 また、その地理的条件と温暖な気候、さらに天竜川に代表される豊富な水資源などに恵まれ、古くから「ものづくり」が盛んなまちとして成長してきました。
浜松・浜名湖エリアについて
東京と大阪の中間地点に位置する浜名湖エリア。江戸時代には東海道の宿場としても栄え ものづくりの街として産業が発展した土地でもあります。さらに山・川・海・湖にも恵まれ、 アクティビティも多く、多彩な楽しみ方ができます。
- この地域のものづくり
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この地域のものづくりは江戸時代の綿織物から始まりました。日照時間が長く温暖な気候、天竜川など豊富な水資源から、綿の栽培が盛んに行われ、綿織物をつくる工程の中で工夫改善を加えるための技術が磨かれていきました。また、東京と大阪の真ん中に位置することで人の交流も多く、ものづくりに適した 環境に職人が集まることで、ものづくりへの気質、土壌が育まれてきたのです。
- まずはやってみるから全てが始まる
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世界を代表する企業であるスズキ、ホンダ、ヤマハ、カワイはここ浜松で創業しました。動力織機に始まり、原動機付き自転車、バイク、ピアノを開発・製造。周りが無理だという中で、まずはやってみようと挑戦し、何度も失敗を重ねる中で実現したのです。その遠州特有の気質「やらまいか精神」が、浜松ものづくり産業の根源であり、そこから全てが始まると教えてくれます。
- ものづくりへの好奇心と探究心
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明治から昭和初期にかけて開発された機械や製品は、その後も進化し続け世界が認める産業へと発展していきます。そこには、もっと高品質な生地を、もっと速く走るバイクを、もっと美しい音を奏でる楽器をと、技術者や職人たちのあくなき挑戦がありました。ものづくりへの好奇心と探究心は絶えることなく今も引き継がれ、浜松のものづくり産業を支えています。 昭和後半から平成にかけて、景気の後退、ニーズの変化に合わせて、各産業共に中小企業を中心に苦難の時期を迎えます。中にはやむなく廃業していく企業もありましたが、厳しい状況の中でも、その技術を守りさらに進化させることで、今もなお作り続ける企業、人がいます。それが他では真似できない技術となり、世界が注目し必要とされる存在となっています。